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オンライン相談
(オンライン診療)

オンライン診療への思い

2020年5月、皆様の利便性を考え、オンライン診療(相談)を開始します。

現在、新型コロナウィルス感染症が流行し、人々はSTAYHOME、外出が制限されている状況です。特に歯科医院においては、歯やお口の悩みがあっても、受診するのをためらってしまう、困っていらっしゃる方がいらっしゃるのが、想像されます。

クリニック側としても、社会の要請もあり、一旦は診療を縮小、または停止。その期間に感染対策を強化し、今少し縮小しながら診療を再開する、というところに至っております。多くの患者様にご迷惑をお掛けすることとなりました。その中で少しでも皆様の悩みを解決し、安心をしていただくためにも、このオンライン診療が今必要であると感じ、開始を決めました。

オンライン診療は何の役に立つのでしょうか?

①まず患者様の、いらっしゃれない方の、不安にお応えすることができます。御自身では、判断のつきにくいお悩みに対し、専門家の立場から、誠心誠意お答えし、安心していただけることをめざします。

 

②次に初めての歯医者さんに行くのは、勇気の要ることです。一旦テレビ電話を介して、クリニックの雰囲気や考え方を知ることができ、必要があれば、安心して次に来院することが可能です。

 

③クリニック内の人数を減らします。待合室、診療室の人数を調整することにより、感染リスクを下げます。

 

ただし医療と言うものはあくまでも前提は対面をして行うものであります。オンライン診療を受けていただいた後に、やはり「いちど診察させていただきたい」と言うお話になることもあるかと思われます。

ですので、そういった前提で受けていただける方、また通える範囲にいらっしゃる方が対象となります。また元々当クリニックにに通ってらっしゃる方々に対し、少しでもお役に立てれば良いなと思っております。

なぜオンライン診療を始めるのか

なぜオンライン診療を始めるのかと言いますと、最終的には、新型コロナウイルス感染症が流行したこと、そしてITの技術が革新し、環境が整ったからです。しかし、20年ほど前から、ずっと疑問がありました。例えば買い物の形は、もう以前から変わっています。

もともとはお店がそれぞれの町にあり、都心部にはデパートがあり、そこが物売る場所でした。それからショッピングモール、郊外の大きな店舗に買い物をする場所が移りました。そして最終的にインターネットに販売が移り、今に至っているのは皆様もご承知のところです。

歯科医師になった2001年から、大型モールのクリニックで分院長をしていた2010年頃も、ずっとずっと、歯科医療がインターネット上で行えるにはどうしたらいいのだろうと考えてきました。

おそらく都心から郊外、そしてインターネットへの物流の変化は、消費者の利便性がそれを動かしてきたなと思います。とすれば歯科医療についても同じことが考えられるので患者様の利便性を考えていくと、インターネット上で行えれば、とても良いことです。しかし、直接診察しないと基本的には、診断も治療も行えないため、実現にはいたりませんでした。

そして2020年、新型コロナウィルス感染症の猛威が世界中を襲い、人々はSTAYHOME、なかなか外に出ることが難しい昨今となりました。特に歯科医院においては、歯やお口の悩みがあっても、受診するのをためらってしまう、困っていらっしゃる方がいらっしゃるのが、想像されます。そのような環境の中、IT技術の進歩があり、オンライン診療を開始することができるようになりました。少しでも、困っていらっしゃる方の助けになるようであれば幸いです。

2020年5月11日  友枝亮

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